第100回(H29) 助産師国家試験 解説【午後26~30】

 

26 40歳の1回経産婦。切迫早産の治療のため妊娠34 週0日から入院して安静加療し、妊娠37 週0日に骨盤位のため帝王切開術で分娩した。分娩時出血量は羊水を含めて1,000 mLであった。術後日の昼食後に軽い呼吸困難と多呼吸とを訴え、ペーパーバッグを口と鼻に当てたところ、すぐに消失した。術後2日の朝にベッドから降りて立ったとき、突然、胸痛と息苦しさとを訴え意識を失った。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。
 最も疑われるのはどれか。

1.貧血
2.肺塞栓症
3.心筋梗塞
4.過換気症候群
5.起立性低血圧

解答

解説

 

 

 

 

 

27 生後2日の女児。在胎37週2日、体重2,800 gで出生。この日の体重は2,600 g。体温37.0 ℃、呼吸数48/分。排尿は8回/日、排便は2回/日。皮膚に黄染がみられ、血清総ビリルビンは16.0 mg/dLであった。授乳間隔は3、4時間ごとで、母乳の後に人工乳を1回20 mL 補足している。
 この児のアセスメントで正しいのはどれか。

1.多呼吸である。
2.哺乳量不足である。
3.排泄回数が少ない。
4.高ビリルビン血症である。
5.体重減少率は生理的範囲を逸脱している。

解答

解説

 

 

 

 

 

28 Aさん(30 歳、初妊婦)。夫と義母の3人暮らし。妊娠38週で子宮内胎児死亡となり、帝王切開術を受けた。手術後8日で退院する予定である。Aさんの実母から「赤ちゃんの父親は海外出張中で帰って来ることができません。死産届は誰が出したらよいでしょうか」と助産師に相談があった。
 届出者として最も適切なのはどれか。

1.義母
2.A さん
3.A さんの実母
4.死産に立ち会った医師
5.死産に立ち会った助産師

解答

解説

 

 

 

 

 

29 助産業務に関連する法律と内容の組合せで正しいのはどれか。

1.刑法:医行為の禁止
2.医療法:助産録の記載
3.児童福祉法:守秘義務
4.母体保護法:母性健康管理指導事項連絡カードの発行
5.保健師助産師看護師法:異常妊婦に対する臨時応急の手当

解答

解説

 

 

 

 

 

30 Aさん(36 歳、初産婦)。妊娠41週0日、胎児下降不良のため鉗子分娩となった。児の健康状態に問題はなかったが、側頭から前額にかけてうっすらと鉗子の圧痕がついていた。Aさんは主治医から、児の圧痕は徐々に薄くなると説明され「安心しました」と答えた。A さんの夫は仕事で分娩に立ち会えず、分娩2時間後の16時に来院した。状況を知った夫はナースステーションに来て「詳しく話が聞きたい。顔に痕が残らないと聞いたが、もし残ったらどうするのか」と声を荒げて話した。
 助産師の対応で最も適切なのはどれか。

1.「主治医から説明いたします」
2.「とにかく落ち着いてください」
3.「分娩の管理は問題ありませんでした」
4.「A さんは状況について納得されています」
5.「生後1か月ころまでに消えるので心配ありません」

解答

解説

 

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