第100回(H29) 助産師国家試験 解説【午後41~45】

 

次の文を読み39〜41の問いに答えよ。
 A病院の産科病棟は院内助産を行っており、分娩が終了するまで家族も産婦と個室で過ごせるようにしている。院内助産で分娩し、退院7日後に母乳外来を訪れたBさんから、夫が麻疹と診断されたとの情報を得た。夫は退院日の2日前から咳および鼻汁の症状がみられ、退院日の夜から38.0 ℃の発熱があった。退院後2日目から発疹が出現した。B さんの夫の来院状況は以下のとおりであった。
 3月3日39週0日、陣痛発来による入院に夫が付き添う
   4日分娩に夫が立ち会う
   5日以降退院まで毎日来院
   9日退院の迎えで来院

41 3月26 日、産科病棟では新たな感染者は認められていない。
 今後の感染予防対策として最も適切なのはどれか。

1.病棟内での家族の面会を中止する。
2.周産期の感染予防策の研修を定期的に行う。
3.産科病棟に入院する者の予防接種歴を確認する。
4.今後3週間、患者およびスタッフの症状の観察を行う。

解答

解説

 

 

 

 

 

次の文を読み42〜44の問いに答えよ。
 Aさん(38歳、初産婦)。妊娠39 週4日に規則的な陣痛を自覚して、かかりつけの産婦人科病院に来院し、14 時に入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。
 既往歴: 緑内障に対して点眼治療を継続中。
 生活歴: 妊娠前から喫煙、妊娠中3本/日。
 家族歴: 実母が高血圧症。
 身体所見: 身長155 cm、入院時体重62 kg(非妊時体重53 kg)。体温36.7 ℃、血圧120/77 mmHg。陣痛間欠4分、陣痛発作50秒、陣痛発作時は会話が困難な程度の痛みを感じている。胎児心拍数陣痛図は正常である。子宮口4cm開大、展退度50 %、Station -1、未破水。

42 硬膜外麻酔による陣痛の痛緩和を予定していたため、硬膜外麻酔カテーテルが挿入され、局所麻酔薬の注入が開始された。麻酔開始1時間後、子宮収縮時にわずかな痛みを感じる程度の痛コントロールの状態となった。両下肢の運動に問題はないが軽度のしびれを感じていた。定期的に尿道カテーテル挿入による導尿が行われた。
 Aさんの麻酔施行中の副作用¬有害事象)に関係した観察項目で最も重要なのはどれか。

1.食事量
2.血圧
3.体温
4.浮腫
5.胎向

解答

解説

 

 

 

 

 

 

次の文を読み42〜44の問いに答えよ。
 Aさん(38歳、初産婦)。妊娠39 週4日に規則的な陣痛を自覚して、かかりつけの産婦人科病院に来院し、14 時に入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。
 既往歴: 緑内障に対して点眼治療を継続中。
 生活歴: 妊娠前から喫煙、妊娠中3本/日。
 家族歴: 実母が高血圧症。
 身体所見: 身長155 cm、入院時体重62 kg(非妊時体重53 kg)。体温36.7 ℃、血圧120/77 mmHg。陣痛間欠4分、陣痛発作50秒、陣痛発作時は会話が困難な程度の痛みを感じている。胎児心拍数陣痛図は正常である。子宮口4cm開大、展退度50 %、Station -1、未破水。

43 16時に自然破水した。18 時の内診所見は子宮口6cm開大、展退度70 %、Station +1 で、破水後から所見の変化を認めていない。助産師は続発性微弱陣痛と判断して医師に報告し、子宮収縮薬の点滴静脈内注射を開始することとなった。
 Aさんに投与する子宮収縮薬の種類を選択するために重要な情報はどれか。

1.喫煙状況
2.緑内障の合併
3.胎児推定体重
4.妊娠中の体重増加
5.実母の高血圧症の有無

解答

解説

 

 

 

 

次の文を読み42〜44の問いに答えよ。
 Aさん(38歳、初産婦)。妊娠39 週4日に規則的な陣痛を自覚して、かかりつけの産婦人科病院に来院し、14 時に入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。
 既往歴: 緑内障に対して点眼治療を継続中。
 生活歴: 妊娠前から喫煙、妊娠中3本/日。
 家族歴: 実母が高血圧症。
 身体所見: 身長155 cm、入院時体重62 kg(非妊時体重53 kg)。体温36.7 ℃、血圧120/77 mmHg。陣痛間欠4分、陣痛発作50秒、陣痛発作時は会話が困難な程度の痛みを感じている。胎児心拍数陣痛図は正常である。子宮口4cm開大、展退度50 %、Station -1、未破水。

 

44 子宮収縮薬の投与開始後に陣痛が増強して、20 時に子宮口8cm開大、Station+2 となった。23 時に子宮口全開大、Station +4まで下降したが娩出には至っていない。胎児心拍数陣痛図では胎児心拍の異常はない。A さんは陣痛発作時に子宮収縮の自覚はあるが硬膜外麻酔によって痛みは緩和されている。分娩までの時間がかかっていることについてA さんは心配している。
 児の娩出までの時間を短縮する目的でAさんに提案する内容として正しいのはどれか。

1.子宮収縮に合わせた努責
2.麻酔量の増加
3.室内の歩行
4.飲水
5.浣腸

解答

解説

 

 

 

 

 

 

次の文を読み45〜47の問いに答えよ。
 Aさん(37歳、初産婦)は、妊娠41 週3日、予定日超過のため子宮収縮薬を使用しての分娩誘発が開始された。無痛分娩を希望し、硬膜外麻酔による痛緩和が開始された。分娩第1期15時間、分娩第2期15時間、分娩遷延のため会陰切開し、吸引分娩となった。児は体重3,280 g、Apgar<アプガー>スコアは1分後7点、5分後9点であった。出血量は550 mL、分娩第4期の経過は正常。バイタルサインは問題なく、硬膜外カテーテルを抜去し帰室した。

45 産褥1日。分娩後から尿意がなく、自然排尿できない状態が続いており、導尿で300〜400 mL/回を採取している。会陰の創部痛は鎮痛薬でコントロールしている。
 この時点でのアセスメントで最も適切なのはどれか。

1.脱水状態による尿量減少
2.分娩第2期遷延による尿閉
3.硬膜外麻酔による膀胱筋の麻痺
4.創部痛による膀胱括約筋のけいれん

解答

解説

 

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