6 自分の性別を認識できるようになる年齢はどれか。
1.1歳ころ
2.3歳ころ
3.5歳ころ
4.7歳ころ
解答2
解説
7 Aさん(33歳、初産婦、会社員)。結婚後3年で妊娠。パートナーと2人暮らしで、勤務歴は10 年。妊娠28週0日、妊婦健康診査のため受診し、経過は順調であった。診察後に、A さんは助産師に「職場では妊娠を経験した人がいないので気持ちを分かってもらえない。妊娠は初めてのことなので、少しおなかが張ったりするとすぐ不安になってしまう。パートナーは妊娠を喜んでいるので、体調が悪いときも心配させないように明るく振る舞うようにしている。1人でいると落ち込んで涙が出ることがある」と訴えた。
Aさんの訴えを受け止めた後の助産師の対応として最も適切なのはどれか。
1.「この時期の不安はよくあることです」
2.「パートナーに不安な気持ちを話してみましょう」
3.「体調が悪いときは、遠慮せずに仕事を休みましょう」
4.「妊娠の経過は順調なので、気にせずに頑張りましょう」
解答2
解説
8 30歳の初産婦。妊娠41 週で体重3,800 g の男児を経腟分娩で出産した。8年前に統合失調症と診断され、精神科に通院し向精神薬を内服している。羊水混濁+、Apgar<アプガー>スコアは1分後6点、5分後8点であった。生後1日、児は啼泣時に下顎と両側上肢の震えがみられる。安静時の体温37.0 ℃、呼吸数40/分、心拍数200/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>98 %。呻吟や努力性呼吸はない。血糖値は60 mg/dLであった。
このときの児の全身状態に直接関連しているのはどれか。
1.血糖値
2.羊水混濁
3.向精神薬からの離脱
4.1分後のApgar<アプガー>スコア
解答3
解説
9 新生児および乳児のビタミンK欠乏性出血症の予防について適切なのはどれか。
1.ビタミンK2シロップは5%ブドウ糖液で希釈して投与する。
2.母乳栄養児では母親にビタミンKが豊富な食事摂取を勧める。
3.1か月児健康診査時に2回目のビタミンK2シロップを投与する。
4.人工栄養児では3か月までビタミンK2シロップを投与する必要がある。
解答2
解説
10 Aさん(33 歳、初産婦)は、妊娠39 週4日に体重3,380 g の男児を正常分娩した。妊娠32 週に妊娠糖尿病と診断され、インスリン治療を受けていた。出生2時間後に児は呼吸数80/分、心拍数160/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>88 %、血糖値24 mg/dLであった。児はNICUに入院し、保育器内で酸素投与とブドウ糖液の点滴静脈内注射が開始された。出生3時間後に児は呼吸数80/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>93 %(保育器内酸素濃度40 %)、血糖値は80 mg/dLとなった。このとき、A さんは初めてNICUを訪れた。
NICUの助産師がA さんへ最初に行う対応で適切なのはどれか。
1.児を抱っこするよう促す。
2.人工乳の与え方を指導する。
3.保育器内で児にタッチングするよう促す。
4.感染予防対策として児への面会は最小限とするよう説明する。
解答3
解説