第101回(H30) 助産師国家試験 解説【午前41~45】

 

次の文を読み41〜43の問いに答えよ。
 Aさん(28歳、初妊婦、会社員)。自然妊娠し、妊娠7週で診療所を受診し、多胎妊娠と診断された。妊娠11週日、大学病院の産婦人科を紹介され受診した。

41 このときの経腟超音波検査の写真を下図に示す。胎囊の数は1、胎児の数は2であり、隔壁を認めた。
 Aさんへの説明で正しいのはどれか。

1.「予防的な子宮頸管縫縮術が必要です」
2.「双胎間輸血症候群のリスクがあります」
3.「産前休業は妊娠34週から取得できます」
4.「卵巣過剰刺激症候群のリスクがあります」

解答

解説

 

 

 

 

 

次の文を読み41〜43の問いに答えよ。
 Aさん(28歳、初妊婦、会社員)。自然妊娠し、妊娠7週で診療所を受診し、多胎妊娠と診断された。妊娠11週日、大学病院の産婦人科を紹介され受診した。

42 Aさんは初診後、大学病院で妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は順調であった。胎盤の位置異常はなかった。妊娠33週2日、トイレで子宮収縮の自覚とともに少量の出血と液体の流出感があり、来院した。卵膜は保たれているが、破水検査は陽性であった。診察時には両児の羊水量に差はなく、どちらの児の卵膜が破綻したか不明であった。子宮口1cm開大、子宮頸管長は26 mmであった。先進児は頭位で推定体重2,000 g、後続児は骨盤位で推定体重1,500 gであった。抗菌薬の点滴静脈内注射が開始された。このときの胎児心拍数陣痛図を下図に示す。
 Aさんに行われると予想される治療はどれか。

1.人工羊水の子宮腔内注入
2.後続児に対する胎児外回転術
3.子宮収縮抑制薬の点滴静脈内注射
4.胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術

解答

解説

 

 

 

 

 

次の文を読み41〜43の問いに答えよ。
 Aさん(28歳、初妊婦、会社員)。自然妊娠し、妊娠7週で診療所を受診し、多胎妊娠と診断された。妊娠11週日、大学病院の産婦人科を紹介され受診した。

43 入院時の腟分泌物の細菌培養検査の結果、B 群溶血性レンサ球菌<GBS>が検出された。入院後も羊水流出は続いていた。妊娠34週4日、A さんに38.2 ℃の発熱と子宮に軽度の圧痛を認め、子宮口は1cm開大、子宮口から少量の混濁した羊水の流出がみられた。出血傾向はない。脈拍102/分、血圧132/86 mmHg。血液検査データは、白血球16,500/μL、Hb 10.5 g/dL、血小板40 万/μL、CRP 4.2 mg/dLであった。緊急帝王切開術による分娩の方針となった。
 Aさんへの説明内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

1.絨毛膜羊膜炎となっている。
2.古典的帝王切開術となる。
3.子宮体部は摘出となる。
4.産科DIC の状態である。
5.児はNICUでの管理が必要となる。

解答1・5

解説

 

 

 

 

 

次の文を読み44〜46の問いに答えよ。
 Aさん(22歳、1回経産婦)。妊娠初期のスクリーニング検査で甲状腺機能の異常を指摘されたため、妊娠12週で大学病院の産科に紹介された。前回の妊娠中はほとんどつわりを感じなかったが、今回は妊娠9週ころからつわり症状が強く、毎日夕方になると数回嘔吐している。水分は何とか摂れているという。既往歴、生活歴および家族歴に特記すべきことはない。身長160 cm、体重50 kg(非妊時体重52 kg)。脈拍90/分、血圧120/70 mmHg。初診時、経腹超音波検査にて児の発育は週数相当で、羊水は中等量、胎児異常を認めない。甲状腺刺激ホルモン<TSH>0.01 μIU/mL(成人女性基準値0.39〜3.98 μIU/mL)、遊離サイロキシン<FT4>3.84 ng/dL(成人女性基準値1.00〜1.70 ng/dL)。抗TSH受容体抗体<TRAb>陽性。尿ケトン体+。

44 Aさんに関する判断で正しいのはどれか。

1.甲状腺クリーゼの状態である。
2.一過性甲状腺機能亢進症である。
3.体重減少が重度になるおそれがある。
4.甲状腺シンチグラフィを勧める必要がある。
5.ヨウ素を多く含む食品の摂取を勧める必要がある。

解答

解説

 

 

 

 

 

次の文を読み44〜46の問いに答えよ。
 Aさん(22歳、1回経産婦)。妊娠初期のスクリーニング検査で甲状腺機能の異常を指摘されたため、妊娠12週で大学病院の産科に紹介された。前回の妊娠中はほとんどつわりを感じなかったが、今回は妊娠9週ころからつわり症状が強く、毎日夕方になると数回嘔吐している。水分は何とか摂れているという。既往歴、生活歴および家族歴に特記すべきことはない。身長160 cm、体重50 kg(非妊時体重52 kg)。脈拍90/分、血圧120/70 mmHg。初診時、経腹超音波検査にて児の発育は週数相当で、羊水は中等量、胎児異常を認めない。甲状腺刺激ホルモン<TSH>0.01 μIU/mL(成人女性基準値0.39〜3.98 μIU/mL)、遊離サイロキシン<FT4>3.84 ng/dL(成人女性基準値1.00〜1.70 ng/dL)。抗TSH受容体抗体<TRAb>陽性。尿ケトン体+。

45 Aさんは甲状腺疾患の専門医を受診し、プロピルチオウラシルとヨウ化カリウムの内服を開始した。つわりは妊娠17週ころから軽快した。その後は特に異常なく経過していたが、妊娠28週3日、周期的な腹部の張りを自覚し来院した。来院時、体温36.2 ℃、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧122/78 mmHgであった。経腟超音波検査の写真および胎児心拍数陣痛図を下に示す。
 Aさんに行われると予想される治療はどれか。

1.マグネシウム硫酸塩の点滴静脈内注射
2.リトドリン塩酸塩の点滴静脈内注射
3.抗甲状腺薬の中止
4.子宮頸管縫縮術

解答

解説

 

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