第102回(H28) 保健師国家試験 解説【午前16~20】

 

16 新任期から担う看護管理で正しいのはどれか。

1.地区管理
2.人材管理
3.組織管理
4.予算管理

解答

解説
1.〇 正しい。地区管理
2.× 人材管理
3.× 組織管理
4.× 予算管理

保健師に求められる看護管理機能

①事例管理:個々の事例のケアから始まり、それを地域の問題としてとらえ、ダイナミックな活動を展開する。
②地区管理:地域のニーズや課題から地域診断を行い、住民と協働した施策化を行う。
③事業・業務管理:地方自治体の上位計画や組織目標に基づく、事業計画策定や進行管理を行い、評価結果を次年度の計画等へ反映させる。
④組織運営管理:組織理念・目標や地域の課題を共有して組織としての方針を決定し、業務の効率化を高めながら組織体制を機能させる。
⑤予算編成:予算の仕組みを把握し、事業企画に伴う予算編成を行う。
⑥予算管理:新たな政策や人材確保等のための予算獲得および適切な執行と評価を行い、予算面から公衆衛生看護活動を担保する。
⑦人材育成:保健師の育成過程に応じて、中・長期的な研修計画および生涯学習企画と実施を行い、実践報告を評価する。
⑧人事管理:組織の目標を達成するため、組織に必要な保健師人員数を確保し、職員を計画的に適材適所へ配置するとともに、人事評価を行う。
⑨情報管理:地域の実態を把握するための情報収集・分析や正確な情報伝達のための体制整備、マスコミ対応、個人情報への配慮を行う。
⑩健康危機管理:危機発生を予測し,住民と協働する健康危機管理の体制づくり全般を行う。

 

 

 

 

 

17 疫学研究に関する記述で正しいのはどれか。

1.記述疫学には介入研究が含まれる。
2.横断研究によって因果関係を証明できる。
3.分析疫学は記述疫学よりも疾病と要因との関連を示しやすい。
4.前向きコホート研究は稀少疾病の罹患リスクを検討するのに優れている。

解答

解説
1.× 記述疫学には介入研究が含まれる。
2.× 横断研究によって因果関係を証明できる。
3.〇 正しい。分析疫学は記述疫学よりも疾病と要因との関連を示しやすい。
4.× 前向きコホート研究は稀少疾病の罹患リスクを検討するのに優れている。

 

 

 

 

 

18 地域がん登録で正しいのはどれか。

1.転帰は登録事項ではない。
2.国立がん研究センターが実施主体である。
3.高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて実施される。
4.がんの罹患率と地域レベルの生存率を計測する仕組みである。

解答

解説
1.× 転帰は登録事項ではない。
2.× 国立がん研究センターが実施主体である。
3.× 高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて実施される。
4.〇 正しい。がんの罹患率と地域レベルの生存率を計測する仕組みである。

 

 

 

 

 

19 老年化指数はどれか。

1.(老年人口÷総人口)×100
2.(老年人口÷年少人口)×100
3.(老年人口÷生産年齢人口)×100
4.{(老年人口+年少人口)÷生産年齢人口}×100

解答

解説
1.× (老年人口÷総人口)×100
2.〇 正しい。(老年人口÷年少人口)×100
3.× (老年人口÷生産年齢人口)×100
4.× {(老年人口+年少人口)÷生産年齢人口}×100

 

 

 

 

 

20 国連児童基金(UNICEF)について正しいのはどれか。

1.地球的規模の人口問題に取り組んでいる。
2.援助対象国は国連加盟を条件としている。
3.児童の権利に関する条約の普及活動を行っている。
4.平成23年(2011年)の日本の分担拠出金は世界第1位である。

解答

解説
1.× 地球的規模の人口問題に取り組んでいる。
2.× 援助対象国は国連加盟を条件としている。
3.〇 正しい。児童の権利に関する条約の普及活動を行っている。
4.× 平成23年(2011年)の日本の分担拠出金は世界第1位である。

 

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