21 平成25年度(2013年度)の「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」における養護者による高齢者虐待に関する説明として適切なのはどれか。
1.経済的虐待が全体の6割を占めている。
2.虐待者の続柄は息子の割合が最も高い。
3.虐待の種別にかかわらず、要介護度が高いほど虐待の発生割合が高い。
4.被虐待者の9割が認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクⅡ以上である。
解答2
解説
1.× 経済的虐待が全体の6割を占めている。
2.〇 正しい。虐待者の続柄は息子の割合が最も高い。
3.× 虐待の種別にかかわらず、要介護度が高いほど虐待の発生割合が高い。
4.× 被虐待者の9割が認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクⅡ以上である。
22 A市では特定健康診査の結果、生活習慣病の該当者が年々増加していることが分かった。
A市の保健師が一次予防として行う活動はどれか。
1.夜間に受診できる健康診査を企画する。
2.精密検査が必要な人に受診勧奨を行う。
3.市民を対象に食習慣改善教室を企画する。
4.該当者の家族を対象に悪化予防の健康教室を開催する。
解答3
解説
1.× 夜間に受診できる健康診査を企画する。
2.× 精密検査が必要な人に受診勧奨を行う。
3.〇 正しい。市民を対象に食習慣改善教室を企画する。
4.× 該当者の家族を対象に悪化予防の健康教室を開催する。
23 介護予防ボランティアグループのリーダーから「一部のメンバーが自分たちの活動は自己満足ではないかと悩んでいるようだ」と保健師に相談があった。
このグループのエンパワメントを支援するための対応として最も適切なのはどれか。
1.「住民の意見を聞いてみましょう」
2.「メンバー全員で話し合いましょう」
3.「市の保健事業の推進役として機能していますよ」
4.「介護予防事業の参加者の生活機能の改善状況を調査しましょう」
5.「介護予防担当の保健師からメンバーに活動の必要性を説明してもらいましょう」
解答2
解説
1.× 「住民の意見を聞いてみましょう」
2.〇 正しい。「メンバー全員で話し合いましょう」
3.× 「市の保健事業の推進役として機能していますよ」
4.× 「介護予防事業の参加者の生活機能の改善状況を調査しましょう」
5.× 「介護予防担当の保健師からメンバーに活動の必要性を説明してもらいましょう」
24 健康日本21(第二次)の目標項目の1つである「健康格差の縮小」において、都道府県格差の指標としているのはどれか。
1.平均寿命
2.糖尿病の有病者数
3.脳血管疾患の年齢調整死亡率
4.日常生活に制限のない期間の平均
5.メタボリックシンドロームの有病率
解答4
解説
1.× 平均寿命
2.× 糖尿病の有病者数
3.× 脳血管疾患の年齢調整死亡率
4.〇 正しい。日常生活に制限のない期間の平均
5.× メタボリックシンドロームの有病率
25 災害対策とその根拠法令の組合せで正しいのはどれか。
1.災害拠点病院:医療法
2.地域防災計画:災害対策基本法
3.応急仮設住宅:被災者生活再建支援法
4.トリアージタグ:医師法
5.災害派遣医療チーム(DMAT): 災害救助法
解答2
解説
1.× 災害拠点病院:医療法
2.〇 正しい。地域防災計画:災害対策基本法
3.× 応急仮設住宅:被災者生活再建支援法
4.× トリアージタグ:医師法
5.× 災害派遣医療チーム(DMAT): 災害救助法