6 A市のB地区は肥満者の割合が市内の他の地区に比べて高い。B地区の担当保健師が健康相談を実施した際、夜食を摂る者が多くいることが分かった。
B地区の担当保健師の活動で最も優先されるのはどれか。
1.食生活改善推進員へのフォーカス・グループインタビュー
2.市の栄養士による栄養相談内容の分析
3.地区住民を対象とした食生活実態調査
4.国民健康保険の医療費分析
解答3
解説
1.× 食生活改善推進員へのフォーカス・グループインタビュー
2.× 市の栄養士による栄養相談内容の分析
3.〇 正しい。地区住民を対象とした食生活実態調査
4.× 国民健康保険の医療費分析
7 健康教育に関する理論で保健行動に対する個人の心理に着目しているのはどれか。
1.アドボカシー
2.ヘルスリテラシー
3.ヘルス・ビリーフ・モデル
4.プリシード・フレームワーク
解答3
解説
1.× アドボカシー
2.× ヘルスリテラシー
3.〇 正しい。ヘルス・ビリーフ・モデル
4.× プリシード・フレームワーク
8 A市では青年期のひきこもり状態にある者への支援として、地区担当保健師による家庭訪問を行っている。次の支援として、保健師はグループづくりを進めることとした。
このグループとして適切なのはどれか。
1.サポートグループ
2.コミュニティグループ
3.セルフヘルプグループ
4.ボランティアグループ
解答1・3
解説
1.〇 正しい。サポートグループ
2.× コミュニティグループ
3.〇 正しい。セルフヘルプグループ
4.× ボランティアグループ
9 健康診査の結果説明会で、受診勧奨の対象ではなかったが、血圧が高い者が8人いた。保健師は、メンバー間の相互作用を促しながら、生活習慣病を予防することを目的としたグループを作り支援を行うことにした。
このグループへの支援として最も適切なのはどれか。
1.他のグループと交流する機会を設ける。
2.グループで1つの血圧の目標値を設定する。
3.高血圧症の専門医の講義を聞く機会を設ける。
4.メンバーが各自の食生活の課題を話し合う機会を設ける。
解答4
解説
1.× 他のグループと交流する機会を設ける。
2.× グループで1つの血圧の目標値を設定する。
3.× 高血圧症の専門医の講義を聞く機会を設ける。
4.〇 正しい。メンバーが各自の食生活の課題を話し合う機会を設ける。
10 インフルエンザの予防接種について正しいのはどれか。
1.二次予防である。
2.ワクチンの種類はトキソイドである。
3.予防接種法におけるB類疾病である。
4.定期予防接種の対象は15歳未満である。
解答3
解説
1.× 二次予防である。
2.× ワクチンの種類はトキソイドである。
3.〇 正しい。予防接種法におけるB類疾病である。
4.× 定期予防接種の対象は15歳未満である。