16 定期予防接種で生後か月から接種が可能になるのはどれか。
1.肺炎球菌ワクチン
2.ロタウイルスワクチン
3.四種混合<DPT-IPV>ワクチン
4.麻しん風しん混合<MR>ワクチン
5.インフルエンザ菌b 型<Hib>ワクチン
解答3
解説
17 Aさん(75歳)。性器脱と診断され、ペッサリーの挿入により症状が改善していた。最近、帯下に少量の出血が混じるため産婦人科を受診した。ペッサリーと接する腟壁に浅いびらんがあり、少量出血を認める。超音波検査では子宮、付属器は正常で、子宮頸部の細胞診では異常はない。
出血の改善に有効な腟錠の成分はどれか。
1.イソコナゾール
2.エストリオール
3.プロゲステロン
4.メトロニダゾール
5.クロラムフェニコール
解答2
解説
18 Aさん(32 歳、初妊婦)。妊娠6週に、四肢と体幹に軽度の隆起を伴う紅色の皮疹が多発しているのが確認された。妊娠前に外陰部の腫瘤を自覚していたが、自然に消失したという。産婦人科で梅毒血清反応と梅毒トレポネーマ抗体血清検査<TPHA>を行ったところ、いずれも陽性であった。
Aさんへの治療で正しいのはどれか。
1.γ-グロブリンの投与を行う。
2.ペニシリン系抗菌薬を投与する。
3.妊娠12週以降に治療を開始する。
4.陰圧室に隔離して治療を行う必要がある。
5.梅毒トレポネーマ抗体血清検査<TPHA>が陰性となるまで治療を継続する。
解答2
解説
19 Aさん(19 歳、初妊婦、飲食店勤務)。20 歳の会社員Bさんと同居している。Bさんとの間での妊娠が判明して産婦人科で妊婦健康診査を受けていた。Bさんは妊娠を喜んでいて出産を楽しみにしているが、AさんはBさんの家族との関係が悪く、入籍の予定はないと言う。Aさんは産後に1年の育児休業を予定している。
出産に向けた準備を進める上で、助産師が確認する情報で最も重要なのはどれか。
1.自宅の広さ
2.Aさんの通勤時間
3.Aさんの家族関係
4.分娩費用の準備状態
5.Aさんの母乳育児の希望
解答3
解説
20 29歳の1回経産婦。妊娠40週1日。陣痛発来で入院となり、その後破水した。破水時の内診所見は子宮口4cm 開大、展退度70 %、Station-2 で、羊水流出が持続的に認められた。胎児心拍数陣痛図の所見で軽度の変動一過性徐脈が認められ、連続モニタリングを行っていたが、破水から2時間後、突然遷延一過性徐脈が出現し、臍帯脱出が疑われた。
助産師が産婦に対して最初に行うのはどれか。
1.側臥位への体位変換
2.羊水流出量の確認
3.深呼吸の促し
4.血圧測定
5.内診
解答5
解説