今回は、覚えておきたい知識と公式をまとめました。計算問題を解くうえで覚えておかないと手も足も出なくなるので、しっかり覚えていこう。
アトウォーター係数:炭水化物、脂質、蛋白質の1gあたりのエネルギー量。
4kcal
9kcal
4kcal
BMI:体重と身長から算出する肥満度の指標。
BMI = 体重(Kg)÷身長(m)2
25以上
18.5~25未満
普通体重(22が標準)
18.5未満
標準体重:もっとも疾病のリスクが少ないとされる理想的な体重。
標準体重(kg)=身長(m)2× 22(標準BMI)
カウプ指数:乳幼児の体格や栄養状態の指標。おおむね15~19が標準とされる。
カウプ指数 = 体重(g)÷ 身長(cm)2 × 10
ローレル指数:学童期の体格や栄養状態の指標。おおむね115~145が標準とされる。
ローレル指数=体重(g)÷身長(cm)3×104
小児の肥満度:標準体重に対して、実測体重が何%上回っているかの指標。
小児の肥満度(%)= {実測体重(kg)- 標準体重(kg)} ÷ 標準体重(kg)× 100
+15%
+20%
分娩予定日(ネーゲレの概算法)を用いる。
月:最終月経の月が1~3月の場合、9をたした数、4月以降の場合、3をひく。
日:最終月経初日に7をたす。
新生児の生理的体重減少:生後3~5日までにみられる3~10%の一時的体重減少。
減少率(%)= {出生時体重(g)-測定時の体重(g)} ÷ 出生時体重(g)× 100
必要水分量:体内の水分量を維持するために必要な水分摂取量。
必要水分量(mL)= 尿量 + 不感蒸泄量 - 代謝水
乳児の場合は、一日あたり体重1kgに対して150mL(150mL/kg/日)。