第29回(R3年)柔道整復師国家試験 解説【午前106~110】

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

 

問題106 前頭面と水平矢状軸で行われる関節運動はどれか。

1.屈曲
2.外転
3.伸展
4.内旋

答え.2

解説

(※図一部改変:「看護roo!看護師イラスト集」より)

1.3.× 屈曲/伸展
矢状面・前額水平軸で行われる関節運動である。

2.〇 正しい。外転は、前頭面と水平矢状軸で行われる関節運動である。

4.× 内旋
水平面・垂直軸で行われる関節運動である。

(※図引用:「看護roo!看護師イラスト集」より)

 

 

 

 

 

問題107 運動神経はどれか。

1.嗅神経
2.視神経
3.内耳神経
4.副神経

答え.4

解説

(※図引用:「イラストでわかる歯科医学の基礎 第4版 」永未書店HPより)

1.× 嗅神経
嗅神経とは、嗅上皮の嗅細胞から始まり、一次嗅覚中枢である嗅球でシナプスを形成する神経である。つまり、嗅覚情報(匂い)を感じる感覚神経として機能する。

2.× 視神経
視神経とは、視覚を司る感覚神経である。ちなみに、視覚伝導路は、「視神経―視交叉―視索―外側膝状体―視放線―視覚野」である。

3.× 内耳神経
内耳神経とは、聴覚と平衡感覚を伝える感覚神経である。聴覚伝導路は、(内耳神経→蝸牛神経核(橋)→中脳下丘→視床→側頭葉)である。

4.〇 正しい。副神経は、運動神経である。
副神経とは、胸鎖乳突筋・僧帽筋を支配している運動神経である。

 

 

 

 

 

問題108 反射中枢が延髄にあるのはどれか。

1.伸張反射
2.屈筋反射
3.交差性反射
4.緊張性迷路反射

答え.4

解説
1.× 伸張反射
伸張反射とは、単シナプス性である反射中枢が脊髄にある。筋紡錘に存在する一次終末から、Ⅰa群神経線維を介して、α運動神経にシナプスを形成する。伸張反射以外のほとんどの反射は多シナプス反射である。

2.× 屈筋反射
屈筋反射(屈曲反射)とは、四肢の皮膚に強い刺激(痛み刺激)を加えると、その肢が屈曲する反射である。反射中枢が脊髄にある。

3.× 交差性反射
交差性反射とは、検者が一側下肢を伸展させ、同側の足底を刺激すると反対側の下肢が屈曲し、その後に刺激を与えている検者の手を払いのけるように伸展・交差する反射である。胎児期後期から、生後1、2 ヵ月までに見られ、脊髄レベルの姿勢反射である。

4.〇 正しい。緊張性迷路反射は、反射中枢が延髓にある。
緊張性迷路反射とは、背臥位では伸展緊張が促通され、腹臥位では屈曲緊張が促通される反射である。胎児期後期から、5~6ヵ月までにみられ、脳幹レベルの姿勢反射である。

 

 

 

 

 

問題109 回旋の可動域が最も大きいのはどれか。

1.頸椎
2.胸椎
3.腰椎
4.仙椎

答え.1

解説
1.〇 正しい。頸椎は、回旋の可動域が最も大きい。
頚椎回旋は、50度ほどの可動域を確保している。

2.× 胸椎
胸椎回旋は、30度ほどの可動域を確保している。なぜなら、胸椎は主に臓器を守る役割を持つため。

3.× 腰椎
腰椎回旋は、10度ほどの可動域を確保している。なぜなら、腰椎は主に体重を支える役割を持つため。

4.× 仙椎
仙椎回旋は、ほとんど可動域がない。なぜなら、仙椎は5個の仙椎が癒合してできた骨であるため。

 

 

 

 

問題110 肘の屈曲に関与しないのはどれか。

1.上腕筋
2.烏口腕筋
3.腕橈骨筋
4.円回内筋

答え.2

解説
1.× 上腕筋
【起始】上腕骨の内側および外側前面の下半、内・外側の筋間中隔、肘関節包前面(広い)、【停止】鈎状突起と尺骨粗面(肘関節包)、【作用】肘関節屈曲、【神経】筋皮神経、外側は橈骨神経

2.〇 正しい。烏口腕筋は、肘の屈曲に関与しない。
【起始】烏口突起、【停止】上腕骨の内側面の中部、【作用】肩関節屈曲、内転、【神経】筋皮神経

3.× 腕橈骨筋
【起始】上腕骨外側縁の下部、外側上腕筋間中隔、【停止】橈骨遠位下端、茎状突起、【作用】肘関節屈曲、回内位での回外、回外位での回内、【神経】橈骨神経

4.× 円回内筋
【起始】上腕頭:上腕骨内側上顆と内側上腕筋間中隔、尺骨頭:尺骨鈎状突起内側、【停止】橈骨外側面の中央部、【作用】肘関節回内、屈曲、【神経】正中神経

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)