第34回(R8年)はり師きゅう師国家試験 解説【午後111~115】

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問題111 中指末節骨の指幅を1横指として取穴する経穴はどれか。

1.陽白
2.照海
3.水泉
4.頬車

解答

解説
1.× 陽白は、頭部、眉の上方1寸、瞳孔線上に位置する。

2.× 照海は、足内側、内果尖の下方1寸、内果下方の陥凹部に位置する。

3.× 水泉は、足内側、太渓の下方1寸、踵骨隆起前方の陥凹部に位置する。

4.〇 正しい。頬車は、中指末節骨の指幅を1横指として取穴する経穴である。
・頬車は、咬筋に適応となる。頬車は、顔面部、下顎角の前上方1横指(中指)に位置する。

 

 

 

 

 

問題112 陰経を総括する奇経の八脈交会穴はどれか。

1.内関
2.公孫
3.列欠
4.照海

解答

解説

八脈交会穴(八総穴)

【衝脈】公孫:内関【陰維脈】
【帯脈】足臨泣:外関【陽維脈】
【督脈】後渓:申脈【陽蹻脈】
【任脈】列欠:照海【陰蹻脈】

1.× 内関は、陰維脈の八脈交会穴である。
・陰維脈/陽維脈は、陰経と陽経を連絡する。陽維脈は全身の表と関係が深く、陰維脈は全身の裏と関係が深い。

2.〇 正しい。公孫は、陰経を総括(衝脈)する奇経の八脈交会穴である。
衝脈は、十二経脈の気血を調節し(十二経の海)、血を貯える(血海)。胞宮から起こり、月経に関与する。

3.× 列欠は、任脈の八脈交会穴である。
任脈は、陰経を調節し、胞胎を主る(月経・妊娠・出産の調節)。

4.× 照海は、陰蹻脈の八脈交会穴である。
・陰蹻脈/陽蹻脈は、①下肢・体幹の両側の陰陽を調節する。②下肢の内・外側に分布する陰経と陽経を協調させる。

 

 

 

 

 

問題113 神庭穴と眉間の中点との長さはどれか。

1.5分
2.1寸5分
3.2寸5分
4.3寸5分

解答

解説
1.× 5分
2.× 1寸5分
3.× 2寸5分
これらは、一致しない。

4.〇 正しい。3寸5分は、神庭穴と眉間の中点との長さである。
・神庭は、頭部、前正中線上、前髪際の後方5分に位置する。
したがって、眉間~前髮際中点までの距離(3寸)を含めると3寸5分になる。

骨度法とは?

骨度法とは、骨を基準にして、身体各所の長さを尺寸によって定める方法である。

骨度法:1尺10寸、1寸10分
【頭顔面部】
前髪際中点~後髪際中点:1尺2寸
眉間~前髮際中点:3寸
両額角際間:9寸
両乳様突起間:9寸

【胸腹部】
頸切痕~胸骨体端:9寸
胸骨体下端~臍中央:8寸
臍中央~恥骨結合上縁:5寸
両乳頭間:8寸

【上肢】
左右の肩甲棘内端縁間:6寸
中指尖~手関節横紋:8寸5分
腋窩横紋前端または後端~肘窩:9寸
肘窩~手関節横紋:1尺2寸

【下肢】
恥骨結合上縁~膝蓋骨上縁:1尺8寸
膝蓋骨尖~内果尖:1尺5寸
脛骨内側顆下縁~内果尖:1尺3寸
脛骨内側顆下縁~膝蓋骨尖:2寸
大転子頂点~膝窩:1尺9寸
殿溝~膝窩:1尺4寸
膝窩~外果尖:1尺6寸
内果尖~足底:3寸
足指尖~踵(足底):1尺2寸

 

 

 

 

 

問題114 経穴と体表指標の組合せで誤っているのはどれか。

1.身柱:肩甲骨上角
2.至陽:肩甲骨下角
3.命門:第12肋骨先端
4.腰陽関:腸骨稜最高点

解答

解説
1.× 身柱:肩甲骨上角(第2胸椎レベル)
・身柱は、上背部、後正中線上、第3胸椎棘突起下方の陥凹部に位置する。

2.〇 正しい。至陽:肩甲骨下角
・至陽は、上背部、後正中線上、第7胸椎棘突起下方の陥凹部に位置する。

3.〇 正しい。命門:第12肋骨先端
・命門は、腰部、後正中線上、第2腰椎棘突起下方の陥凹部である。

4.〇 正しい。腰陽関:腸骨稜最高点
・腰陽関は、腰部、後正中線上、第4腰椎棘突起下方の陥凹部に位置する。

 

 

 

 

 

問題115 鎖骨下縁と乳頭線との交点にあるのはどれか。

1.庫房
2.気戸
3.兪府
4.気舎

解答

解説
1.× 庫房は、前胸部、第1肋間、前正中線の外方4寸に位置する。

2.〇 正しい。気戸は、鎖骨下縁と乳頭線との交点にある。
・気戸は、前胸部、鎖骨下縁、前正中線の外方4寸に位置する。

3.× 兪府は、前胸部、鎖骨下縁、前正中線の外方2寸に位置する。

4.× 気舎は、前頸部、小鎖骨上窩で鎖骨胸骨端の上方、胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間の陥凹部に位置する。

 

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